突然ですが、私のリアル友人「たっちゃん」さんとの会話です。
私が歩んだ恥の多い高校時代について簡単に説明すると、
男女比9:1の工業高校でした。
そのおかげか(そのせいか)特殊な学生生活を送りました。
「これ漫画にしたら面白いのでは?」
しかし、登場人物が男ばかりだとむさ苦しいので、全員女性キャラにします。
実在人物を、それも友人を女性化するのはとてもとても心苦しいですが
全員足並み揃えて恥をかいてもらうことにしました
この漫画を読んで、自分自身の人生と比べて、まだまだ恥ずかしくないぞ、とか
こいつみたいな人生は歩むまい、と反面教師にしてくれればこれ幸いです
はじまりはじまり
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当時どっぷりとアニメや漫画にハマった私は
東京という大都市に出て、大きな本屋やアニメショップに
毎日、放課後に通いたいという強い信念がありました
田舎である地元に見切りをつけ、ドがつくほど猛勉強をして
無事、都内の高校に合格しました
しかし、そこが世にも奇妙な工業高校
まず、入ったクラスの面子からおかしな雰囲気でした
ドラゴンの刺繍が入ったパーカーに身を包むヤンキー
パソコンを無心にカタカタする無表情くん
堂々と成人コミックを広げるオタク
ヒロ〇カもビックリな個性の集団がそこにはありました
これで一回、私の心は折れかけました
こんな人達とこれから一緒に過ごすの?
無理でしょ
むーりぃー
困惑しながらむかえた、お昼ご飯の時間です
開幕早々、前席の人がいきなり振り向いて
無言で私の卵焼きを強奪しました
(何だこいつ)
後にも先にもなかなか無い初対面です
こんな人とは仲良くできないわ…、と確信しました
ただこの盗っ人が、数年先も関係が続く
「たっちゃん」であったという運命的な話です
つづく
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これからの人生、前を向き続けるために
定期的(具体的に毎週水曜日・日曜日)に昔話を載せていきます
どこまで描けるかわかりませんが、
リアル友人に特定されて訴えられたり
私自身、描くのが辛くて発狂したりしない限り
続けていくつもりなのでお付き合いください
次回は6月9日(日)に更新です